【倉敷市】スレート屋根のメリットとデメリットは? 劣化サインや費用相場を徹底解説
2025.07.16 (Wed) 更新
岡山県倉敷市・総社市の皆様、こんにちは🌞
倉敷市・総社市をメインに塗装工事を行なっております、
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の光輝塗装です!!
この記事ではスレート屋根について説明します。
新築住宅で広く使用されているスレート屋根は、耐震性の高さから地震の多い日本でも高く評価されている屋根材の一種です。
そんなスレート屋根ですが、劣化サインは目視で確認しづらいため、
気付かないうちに経年劣化が進んでいることがあります。
屋根材の経年劣化を放置すると、大切なお住まいの寿命を著しく短縮してしまう原因になるからこそ、
定期的な点検とメンテナンスが欠かせません。
この記事を見ることで、
が分かるようになります。
外壁塗装のプロである私たちが解説します。
倉敷市内でスレート屋根の劣化にお悩みな方はぜひご覧ください。
目次
スレート屋根とは? 特徴とメリット・デメリット
スレート屋根とは、薄い板状になった屋根材のことを指しており、
基本的な構造は瓦など他の屋根材と大きな差はありません。
ただし、桟木(小角材)を必要とせず、
防水シートを設置したうえで、その上に屋根材を施工する構造(合板→防水シート→屋根材)において
大きな違いがあります。
ここでは、スレート屋根の特徴とメリット・デメリットを解説します。
スレート屋根の種類
スレート屋根は、大きく4種類に区分されます。
現在の主流は、無石綿スレートです。
よりデザイン性を高めるのであれば天然スレートやセメント系スレートの選択肢もありますが、
それぞれ一長一短の特徴を持つので条件にあったものを選ぶことが重要です。
スレート屋根のメリット・デメリット
スレート屋根のメリットとデメリットは、次のとおりです。
スレート屋根の持つ最大の強みは、軽量で一定の耐久性があることです。
経年劣化とともに表面の色褪せはどうしても発生してしまいますが、
材質そのものは丈夫で熱伝導率が低いため、耐震性、耐火性、耐熱性に優れています。
地震、火事、落雷などの被害に遭っても、ひび割れや倒壊リスクが低く済みます。
また、費用を抑えつつも自由なデザインを楽しめる点も強みです。
一方のデメリットとして、瓦屋根の耐用年数50年以上に対してスレート屋根は塗り替えが必要なため、
耐用年数は15年ほどと短めなところが挙げられます。
どの屋根材にもメリット・デメリットがありますが、
スレート屋根は「デザイン重視な方」「費用を抑えたい方」「地震対策をしたい方」におすすめです。
劣化のサインを見逃すな! スレート屋根の点検ポイント
耐久性に優れているとお伝えしたスレート屋根ですが、経年劣化は避けられません。
お住まいの寿命を伸ばすためにも、信頼できる塗装会社に定期点検を受けることが望ましいですが、
それができない場合はセルフチェックから始めてみましょう。
ここでは、スレート屋根によくみられる劣化サインについて解説します。
表面の色褪せ・ツヤの消失
スレート屋根の表面が色褪せたりツヤがなくなったりしている場合、
塗膜の劣化による防水機能の低下が疑われます。
スレート屋根の塗膜には、防水性や防汚性が備えられており、
雨水や紫外線などのダメージから住宅の躯体部分を保護する役割があります。
しかし、経年劣化による塗膜の劣化は避けられません。
劣化症状が色褪せやツヤの消失だけであれば、注意深く経過観察するだけで問題ありませんが、
ほかの症状がみられるようになったら建物診断を受けましょう。
苔・カビ・藻の付着
スレート屋根の表面に緑や黒の斑点がみられたら、苔・カビ・藻などが発生している可能性が高いです。
経年劣化で塗装の表面の防水力が低下すると、
雨が降っていなくても湿度の高い状態が維持されるので苔・カビ・藻が増殖します。
苔・カビ・藻は、放置していると湿気や浸水を助長し、
躯体部分の腐食を促進させるだけではなく、シロアリ被害やひび割れの原因になるので注意が必要です。
定期的に高圧洗浄や防カビ対策をすることで、住宅の健康を守れます。
ひび割れや反り・ズレ
スレート屋根にひび割れが発生している場合、
その隙間から雨水が浸水して躯体部分の木材を腐食させる懸念があります。
また、スレート屋根の反りやズレを放置すると、
台風や地震などの衝撃で一部が外れやすくなり、一部分が落下する危険も伴います。
屋根材は高い部分にあるので小さなひび割れを見落としてしまい、
気づいたときには雨漏りや内部腐食が進行しているケースもあります。
とはいえ、屋根に登ってチェックする作業は非常に危険ですので、
無料の建物診断などを有効活用しながら早期発見に努めましょう。
雨漏り(天井のシミ)
雨が降った日にポタポタと雨漏りしたり、天井の一部が雨染みしたりしている場合、
すでにスレート屋根から雨水が躯体部分に浸水している状態です。
屋根材の経年劣化が進行して雨水の浸入経路が完全にできあがっている状態なので、
スレート屋根だけではなく屋根材や防水層まで修理が必要になる可能性があります。
雨が止むと雨漏りの症状は落ち着きますが、
そのまま放置すると外壁の内側や電気設備などにも雨水が到達する恐れがあるので早期対応が求められます。
倉敷市で増加中? スレート屋根に起こりやすい劣化事例
倉敷市は、瀬戸内海の温暖な気候が特徴的です。
年間の降水日数は全国で最も少なく、晴れた日が多く湿度も安定しています。
参照元:倉敷の気候はどうですか。| 倉敷市公式移住定住ポータルサイト「くらしきで暮らす」
南海トラフ巨大地震による震度分布(倉敷市津波ハザードマップ)は、
倉敷市全域で震度5強以上、一部エリアは震度6強になると想定されています。
倉敷市の気候は安定している傾向にあるので、
こまめに屋根点検をして適切なタイミングでメンテナンスを施すことで大きな被害リスクの心配はありません。
とはいえ、台風も発生しているため、
メンテナンスを怠ると「苔による屋根材の劣化促進」
「雨どいの詰まりと水はけ不良」「台風後のズレや割れ」などの懸念があるので要注意です。
同時に、いつ来るかわからない大地震に備えた屋根メンテナンスも重要です。
瓦屋根の耐用年数はスレート屋根よりも長いですが、
地震では屋根材が重いほど住宅全体のバランスが悪くなり、ダメージを受けやすいとされています。
そのため、軽量化されたスレート屋根にしておくことで大地震の対策にもなるでしょう。
修理か塗装か? 劣化の進行度別メンテナンス方法
スレート屋根の劣化サインがみられたとき「修理するべき?塗装するべき?」と悩む方も多いですが、
進行度によって対応は異なります。
スレート屋根の表面の劣化(色褪せ、コケなどの発生)であれば
高圧洗浄をして再塗装することで物件の状態を元通りにできます。
ひび割れや塗膜の剥がれなどで小規模の腐食がみられた場合、
部分補修をしてから再塗装をすることで再発防止につながります。
劣化サイン見落としにより内部腐食が起きている場合、
そのまま塗装すると躯体部分の腐食が進行してしまうので屋根材やその下の防水層の修理が必要です。
また、アスベストを含んだ屋根材を使用しているのであれば、
職人の健康被害のリスクが懸念されるので塗装はできません。
スレート屋根の修理費用の目安と補助金・火災保険活用法
スレート屋根修理は劣化状況によって約10万円から200万円ほどかかりますが、
補助金や火災保険を活用することで安く抑えられる可能性があります。
ここでは、スレート屋根の修理費用の目安と補助金・火災保険について解説します。
スレート屋根の修理費用の目安
スレート屋根の修理費用の目安(30坪)は、次のとおりです。
上記の金額は目安であり、実際には劣化状況、物件の広さ、使用する塗料や屋根材の種類によって大きく異なります。
複数の塗装会社に見積もり依頼を出して、おおよその相場感を掴みましょう。
また、見積書の内訳部分から提示された金額の適正さを判断することも重要です。
補助金・火災保険について
2025年6月時点で、倉敷市のスレート屋根に関する補助金情報はありません。
補助金情報は定期的に更新される場合があるので、修理やリフォームを検討しているのであれば、
定期的に自治体のホームページや窓口で最新情報を確認しましょう。
残念ながら自治体の補助金は利用できませんが、台風や強風、
地震などの自然災害が原因で住宅に被害が発生した場合は、火災保険が適用される可能性があります。
火災保険のプランによって、適用条件や支給金額は異なるのでご確認ください。
光輝塗装では、火災保険を使った外壁塗装やリフォーム修理のご相談も受け付けていますので、
「高い施工品質は維持したまま費用を抑えたい」というご要望にお応えします。
火災保険は適用条件を満たしていても、申請方法には厳しいルールがあり、不備があると支給されないことがあります。
こういった初歩的なミスによって火災保険が降りなくなったというトラブルにならないよう、
責任を持ってサポートさせていただきます。
火災保険に関するご相談は、無料で受け付けていますので、お気軽にお問い合わせください。
倉敷市で信頼できるスレート屋根業者を選ぶには
倉敷市で信頼できるスレート屋根業者を選ぶためのポイントは、次のとおりです。
専門知識が必要なスレート屋根などのリフォーム修理においては、
誰でもできるような簡単な建物診断だけで高額な見積もりをする悪質業者も紛れています。
このようなケースにおいて「今すぐ修理しないと雨漏りで大変なことになる」
「今日中に契約すれば足場代を無料にする」などの文言で契約を迫るのが特徴的です。
たとえ修理費用が安くても、契約後に追加費用を請求してきたり手抜き工事をされたりする恐れがあるので
信頼できるスレート屋根業者を選ぶことが大切です。
倉敷市でスレート屋根に関するご相談は光輝塗装へ
スレート屋根は、瓦屋根よりも耐震性が高く費用を抑えられるなどのメリットが評価され、
多くの住宅で使われている屋根材です。
多くのメリットがある一方で耐用年数が15年程度とされているので、
定期点検とメンテナンスを怠ると、ひび割れによる雨漏りや内部腐食のリスクが懸念されます。
光輝塗装では「仕上がりに一切妥協しない」をモットーに、
お住まいのリフォーム工事や外壁・屋根塗装の施工を行なっています。
屋根の劣化に関する資格を保有する専門家が在籍しており、
直接お客様の住宅を確認して劣化状況に最適な修理プランをご提案させていただきます。
お客様のご予算やご要望に合わせて複数のプランでご案内していますが、
強引な営業は一切行なっておりませんので、安心してお問い合わせください。
なお、当店の建物診断、お見積もり、ご相談はすべて無料です。