外壁塗装でひび割れ予防! 倉敷市の家を守る地震への備え
2025.08.21 (Thu) 更新
岡山県倉敷市・総社市の皆様こんにちは🌼
倉敷市・総社市をメインに
塗装工事を行なっております
外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店の
光輝塗装です!!
ここ最近、日本各地で地震のニュースをよく耳にしませんか?
岡山県は比較的地震が少ないと言われていますが、「〇〇県で震度5強」なんて報道を見るたびに、
他人事ではないな…と感じている方も多いのではないでしょうか。
実は、大きな揺れでなくても、小さな地震の積み重ねで家の外壁にひびが入ったり、劣化が進んでしまうこともあるんです。
この記事では、地震と外壁の意外な関係や、ひび割れを防ぐための外壁塗装のポイントについて、わかりやすくお伝えします。
目次
1.小さな揺れでも要注意! 地震と外壁の知られざる関係
耐震基準は、大きな地震被害が発生したことをきっかけに更新されてきました。
現在の耐震基準で建てられた住宅は、小さな揺れで倒壊する危険性は極めて低いです。
しかし、住宅の「外壁」は、微細なひび割れや防水性の低下が進行している場合があります。
まずは、地震によって外壁が破損してしまう原因となることを知っておきましょう。
外壁は地震で最初にダメージを受けやすい
地震は地盤が揺れているので、住宅にも振動が伝わっています。
柱や土台といった躯体は、非常に強固に設計施工されており、耐久性に問題はほとんど出ません。
しかし、外壁は振動を吸収しきれず、ひび割れなどが発生してしまうこともあります。
新築時の施工の少しのズレなどで、揺れに対して力が分散されない部分があると、ひび割れが発生します。
ここで注意しておきたいのは、内部構造の破損ではなく、住宅の外装である外壁が破損したのみであるということです。
そのため、外壁のひび割れが内部構造まで影響していない場合は、
外壁を補修すれば、今まで通り快適に過ごすことができます。
反対に、外壁補修を行なわなければ、深刻なダメージにつながることもありますので注意しましょう。
ひび割れが引き起こす問題
ひび割れは、外壁の経年劣化や地震によって起こり、雨漏りの原因となります。
ひび割れ箇所から雨水が浸入しても、防水シートがあるためすぐには内部腐食には至りません。
しかし、その状態を何年も放置してしまうと、内部腐食が起こり、シロアリ被害に遭ってしまうこともあります。
ひび割れを放置することは、耐震性の低下などを招き、住宅に大きな損害を与えてしまいます。
小さな地震であっても、外壁の点検を定期的に行なうことが大切です。
倉敷市でも地震の影響はゼロではない
気象庁の資料で、1919年〜2021年の間に岡山県内で震度4以上を観測したのは19回です。
2016年には鳥取県中部地震が発生し、岡山県でも最大震度5強を観測、被害も出ました。
地震に対する備えを常日頃行なっておくことが大切です。
2.外壁塗装は“地震対策”にもなるって本当?
外壁塗装工事は、耐震性向上にはつながりませんが、劣化を少しでも抑制することはできます。
大きなひび割れが発生するのを防ぐことができる場合もありますので、詳しく解説します。
耐震性には関係ない
まず、外壁塗装工事は耐震性向上には基本的に関係ありません。
外壁の劣化が原因による雨漏りによって内部腐食が起こり、耐震性が低下することはありますが、
耐震性が低下した住宅に、外壁塗装工事を行なっても、耐震性が高くなることはありません。
ただし、外壁の劣化を防ぐことで、結果的に耐震性低下のリスクを減らす可能性があります。
耐震性が低下した住宅は、塗装工事ではなく、耐震改修工事もしくは内部腐食した箇所の修繕工事を行ないましょう。
大きなひび割れ発生を防げる?
耐震性向上には基本的に影響ありませんが、外壁塗装工事は住宅の耐久性維持には必要不可欠です。
そして、外壁塗装工事は、地震による外壁劣化を抑えることができる場合があります。
防水性が低下した外壁は、表面に小さなひび割れが発生します。
地震によって、小さなひび割れ箇所が、大きなひび割れになってしまうこともあります。
そのため、小さなひび割れも外壁塗装工事を行ない補修をしておくことで、
地震による被害を最小限に抑えることができる可能性があります。
3.地震対策に効果的な塗料の特徴と選び方
塗膜がひび割れしにくい塗料を選ぶことで、防水性を長く維持することができます。
地震による住宅被害をできるだけ抑えるために効果的な塗料について、選び方のポイントを3つ紹介します。
ポイント①:弾性塗料を選ぶ
弾性塗料は、柔軟性のある塗膜を形成し、地震などの揺れに追従します。
それにより、塗膜表面のひび割れが発生しにくく、劣化の進行を抑えてくれます。
ポイント②:防水性も重視
外壁塗装を行なう目的は、外壁の防水性を維持することです。
防水性を維持することで、外壁の劣化を抑制し、雨漏りなどを防ぐことができます。
シリコン塗料や、フッ素塗料などの高耐久の塗料を選択することで、長く住宅を維持することができます。
ポイント③:耐候性の高さ=長持ちのカギ
高耐久塗料は、塗り替えサイクルを伸ばしてくれます。
外壁は、何度も塗装を繰り返すと、徐々に塗装の耐久性も落ちてきます。
頻繁な再塗装により外壁の表面劣化が進む場合があるので、
なるべく少ない回数で長い期間、防水性を維持できる高耐候の塗料を選ぶのがおすすめです。
4.外壁の点検とひび割れ補修の重要性
地震によって、小さなひび割れが大きなひび割れになってしまう可能性もあります。
定期的に外壁の点検を行ない、ひび割れ等の補修を行なっておくことが、被害を最小限に抑えるために重要です。
「備えあれば憂いなし」地震前の点検が家を守る
外壁の劣化サインにいち早く気づき、適切な時期に外壁塗装工事を行ないましょう。
劣化が進んだ外壁は、地震の揺れで大きなひび割れが発生してしまう可能性があります。
【外壁の劣化サイン】
チョーキング現象
外壁を手で触ると色が手につく現象です。塗料が劣化し、色の成分が浮き出てきているサインです。
クラック
ひび割れのことをクラックと言い、防水性が低下してきたことにより発生します。
クラック補修を行ない、防水性維持のために再塗装が必要です。
反り
表面から外壁が反ってきてしまった症状です。防水性が低下し、
水分を吸収し、内部から乾燥することによって反りが発生します。
シーリングの劣化
紫外線によってシーリングは硬化し、ひび割れや剥がれなどが発生します。
外壁材の端が雨水に触れることになり、劣化が進む原因にもなります。
外壁の劣化サインを定期点検で発見し、地震の被害を最小限に抑えましょう。
地震後の点検ももちろん重要
地震発生後にも外壁点検を行なうことで、異常にいち早く気づくことができます。
【ポイント】
- クラックは「放置NG」
- 補修と塗装はセットで考える
- 地震保険で修繕費用の負担が抑えられることも
【⚠注意】
地震による損害は、火災保険ではなく地震保険の対象となります。
ただし、外壁塗装が直接保険適用となるケースは非常に少なく、補償額も限定的です。
詳細はご自身が加入している保険会社に確認しましょう。
点検のタイミングと頻度の目安
5年ごとに点検を行ない、台風や地震などの自然災害があった際には、その都度点検を行なうのをおすすめします。
自己点検は、目視で簡単にできますので、1年に1回など定期的に行ないましょう。
5.外壁塗装の費用を抑える3つの方法!
外壁塗装工事は、住宅にとって必要なメンテナンスですが、
費用負担が悩みの種となっている方も多いのではないでしょうか。
そこで、工事費用を抑えるための方法を3つ紹介します。
方法①:相見積もりを取る
外壁塗装工事では、2~3社に相見積もりを取ることが一般的となっています。
1社だけでは、工事内容が適切かどうか、価格が適正なのか分かりません。
相見積もりを取ることで、塗装工事について知識がなくても、適切な工事内容、適正価格について比較検討することができます。
当店では、写真付きの外壁診断報告書と一緒に、工事内容が詳細に記載された見積書を提示、
内容についても丁寧に説明しますので、今後の住宅メンテナンスについて詳しく知ることができます。
方法②:屋根の塗装や修理と一緒にして、足場代を節約する
足場架設を行なう工事は、すべて一緒に行なってしまった方がお得です。
例えば、屋根塗装、屋根葺き替え、雨樋交換、窓ガラス清掃、2階へのエアコン設置など、
同時に施工することで、同じ足場を利用できます。
数年ごとに異なる工事で、足場を何度も建てることは費用面でも時間面でももったいないです。
方法③:条件が合えば補助金制度を検討する
倉敷市では、耐震改修工事などに利用できる「木造住宅 耐震診断・耐震改修補助事業」を実施しています。
昭和56年以前に建てられた木造住宅が対象で、外壁塗装工事のみには適用されませんが、
耐震工事を考えている方は、検討してみてはいかがでしょう。
詳細は公式サイトをご確認ください。
6.地震に備えた点検や外壁塗装に関するご相談は「光輝塗装」まで!
現在の新築住宅は、耐震性が高く、地震で倒壊する危険性は低くなってきています。
しかし、小さな揺れであっても外壁にひび割れを発生させてしまうことがあります。
外壁の劣化が進んでいると、小さな地震の影響でも、ひび割れが大きくなってしまう可能性を否定できません。
外壁塗装工事を行なうことで、外壁の劣化を補修、防水性を維持することが大切です。
さらに、弾性塗料を使用することで塗膜のひび割れが発生しにくくなるため、
地震の揺れによるダメージを最小限に抑えられる可能性があります。
「光輝塗装」は、物診断のプロが外壁・屋根をしっかり点検し、写真付きの診断書と、
わかりやすいお見積もりをご提案。塗料の選び方や施工内容も丁寧に説明します。
弾性塗料や高耐久塗料など、地震や劣化に強い塗装プランもご提案できますので、
「うちは大丈夫かな?」と少しでも気になる方は、ぜひお気軽にご相談ください。